気が短くて何が悪い?
「いまここ」
この言葉は大好きなのですが
時と場合によって、
いまここの時と、そうでない時があります。
私はよく昔を振り返り…
振り返るというか、自ずと頭に蘇ってくるのですが
それで過去の経験や思いと、今の考えをすり合わせたり
傍観しているのです。
.☆.。.:*・°
ムムッと
いきなり強気なタイトルですが
決して喧嘩を売ってるわけではありませんw
もうだいぶ前のことですが、南インドのコヴァラムビーチにあるアーユルヴェーダスクールに通っていた頃のこと。
初めてのインドで
初めての生活
じわじわムシムシと暑い気候にヤモリたち
飯屋に入ればインド人に囲まれ、上から下まで全てをスキャンするかのように、一挙手一投足強い眼差しで堂々と見られたり
セラピスト同士の小競り合い
適当さ
全てがカルチャーショックで
そしてめちゃめちゃ不快でしたw
世界でも人気の観光地であるここ、コヴァラム
バカンスや
アーユルヴェーダの長期治療で訪れる欧米人が多く
シーズンの小さなビーチは大変賑わっていました。
ビーチで海を眺めながら友人とおしゃべりをしている私たちの前に、様々な商人がやってきては、各自持参してきた商品のアピール合戦が始まりました。
太鼓や布、ロクタ紙で作られたノートなど。
私たちは当然スルーなのですが、なかに諦めの悪い商人がいて
なんとか自分の商品を買ってもらおうと、次々と布を広げて値段交渉を勝手にしてきました。
最初はヘラヘラと軽くあしらっていましたが
次第に頭にきて…
「Go away!!」
商人は「Ohhh…」 と、布を集めてどこかへ行ってしまいました。
酷い事を言ってしまった😰
購入するつもりがないのわかっているのだから、他の人に当たればいいのだけど。
頑張って、買ってもらいたかったんだね。(って、通常の3倍くらいの値段吹っかけてきたけど)
言ったことに、少し後悔しました。
インドでは、怒っている人の事を未熟者だと考えるそうです。
私はおっとりして見えるようなので、イラッとする所を誰かに見られると驚かれます。
心の波紋は小さく…
常に平常心で動じない心を目指すヨガの教えがあり
納得もしています。
がしかし、
実際この「怒」には
動力になるエネルギーが働いています。
気が短い、熱がこもりやすい…
いつもいつもでなければ、万事OKでしょう。
時に問題の早期解決にもなりますしね。
そして、陰陽のバランスでもあります。
それ故に
気が短くて何が悪い?
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